商品やお得な情報を発信しようとブログで見かける、対象に対するメリット・デメリットについてのライティングで悩んだことはありませんか?
多くの人に関心や興味を持ってもらうために、可能な限りメリットの方を重点的に詳しく伝えたくなります。
しかし、その反面でデメリットを伝えないでいると、あとでデメリットがあるということを知られた時にブログの信用が無くなってしまい、かえってデメリットになってしまいます。
そこで、今回はそんなデメリットの上手な伝え方や書き方について解説していきます。
デメリットを隠すことはブログ全体のデメリット
冒頭でも触れていますが、商品紹介などのブログの場合は、商品の良い所を紹介して読者に購買意欲を沸かせることを意識してライティングをすると思います。
当然ながらメリットを伝えることは大事なことですし、仮にメリットしかない場合はありのままを書けば問題はありません。
しかし、もしもデメリットもあるのであればそのデメリットも必ず書くようにしてください。
デメリットの部分を書かず、メリットの部分だけを見た読者が良いと思ってその商品を買って、購入後に悪いと思うことが多々あったとなれば、ブログの評判が悪くなってしまいます。
もちろんものの感じ方は人それぞれではありますが、記事を書く時は読者目線でライティングすることが重要ですので、商品紹介などの情報発信をする際はしっかりとした判断のもとライティングを行うようにしましょう。
デメリットを上手に伝える書き方
デメリットは隠さない、ということを踏まえていざ記事を書こうにも、書き方を間違えてしまうとデメリットの印象が強くなりすぎて良い所を伝えられなくなってしまいます。
下記では、そんなデメリットの上手な伝え方・書き方について解説していきます。
デメリットは先に伝えるのが吉
必ずしもこの書き方が100%正しいと言い切ることはできませんが、メリット・デメリットを伝える場合はデメリットを先に伝えた方が良いと言われています。
例えば、「この料理は、美味しいけど苦味が強い」「この料理は、苦味が強いけど美味しい」というように、伝えている内容は一緒です。
どうしてデメリットを先に伝えた方が良いのか?
その理由として、人間の心理的な問題から、「最後(後半)に見たものの方が印象に残りやすい」とされているからです。
この心理をもとに考えると、メリットよりもデメリットの方が後に紹介されてしまうと、デメリットの印象の方が強く残ってしまい、良い部分をアピールしにくくなってしまいます。
逆に、メリットが後に紹介されれば、紹介対象の良い部分が脳内に強く残る=その商品に魅力を感じやすくなる、ということになります。
デメリットはメリットの根拠に繋げる
メリット・デメリットを書く時は、デメリットがあることで得られるメリットがある、というような書き方をしてみましょう。
例えば、美味しいステーキの紹介で、デメリットは「価格が高い」としたら、メリットは「厳選食材を使用・高級食材を使用しているがコスパは抜群」のような表現を用いると良いでしょう。
メリットとデメリットは常に因果関係があるという形で紹介をすることで、デメリットがあるからこそメリットが活きます。
ただし、メリット・デメリットがあまりにも相対しないような表現にならないようにだけ気を付けてください。
デメリットを改善する方法を記述
デメリットを紹介したら、そのデメリットの改善方法を提案・紹介してみるとデメリットそのものが緩和されて受け取ってもらいやすくなります。
例で挙げると、人気の焼肉店を紹介した際にデメリットを「長時間並ばないと入店できない・予約が取れない」などと紹介したとします。
これだけ見てしまえば、行ってみたいけど長い時間並びたくないし予約も取れないなら無理して行かなくても良い、と思われてしまうかもしれません。
しかし、このデメリットに改善点があったとしたら?そう考えてみたら意外と改善できることがあることが多いです。
例えば、平日の早い時間帯なら予約は取りやすい、日曜日の遅い時間なら並ばなくても入店できる可能性がある、というような場合は改善の提案として記事に書くべき情報と言えます。
ブログのライティングでは、「リサーチ」をする機会が非常に多いので、紹介する商品やサービスについての情報は事前に得ているはずなので改善点も見つけやすいと思います。
まとめ
商品やサービス、その他お得情報系のブログにおけるメリット・デメリット紹介は、読者にとっては大事な情報の1種です
紹介するものにデメリットがあった場合は、素直にデメリットがあるということを読者に伝えましょう。
そんなデメリットですが、短所や欠点といったマイナスな意味で使われるため、デメリットだけを見てしまえば悪いイメージでしかありません。
しかし、伝え方や書き方を少し工夫することで、デメリットの悪いイメージを緩和したり、メリットをより良く伝えることができるようになります。
メリットとデメリットをバランス良く伝えて是非、効果的なライティングができることを目指してください。
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